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ブログのリダイレクトとは?WordPressでの設定方法と注意点を解説

リダイレクトとは?

リダイレクト(redirect)とは、

特定のURLへアクセスした際に、自動的に別のURLへ転送する仕組みのことです。

例えば、ブログURLを

https://example.com

から

https://example02.com

に変更したとき、

古いURLにアクセスしても自動的に新しいURLに移動するようにできます。

💡簡単に言うと…

「古い住所(URL)」に来た人を、

「新しい住所(URL)」に案内する仕組みです。

リダイレクトを設定する目的

リダイレクトを設定する主な理由は、以下の3つです👇

目的 内容
✅ SEO評価の引き継ぎ 古いURLの評価を新URLに引き継ぐため
✅ アクセスの分散を防ぐ 旧URLと新URLの両方が存在する状態を避ける
✅ ユーザーの利便性向上 古いブックマークやリンクからも正しいページへ誘導できる

💡特に「URL構造の変更」「SSL化」「記事の削除」などの際には、

リダイレクト設定が必須です。

リダイレクトの種類

リダイレクトにはいくつか種類がありますが、

ブログ運営でよく使うのは主に次の2つです👇

種類 説明 用途
301リダイレクト 永久的にURLを移動したことを示す 記事の引っ越し、URL変更時など
302リダイレクト 一時的な転送を示す メンテナンスや一時ページ移動

👉 ブログの場合は、基本的に「301リダイレクト」を使います。

リダイレクトを設定すべき主なケース

ケース 対応内容
SSL化をした(http → https) 全URLをhttpsにリダイレクト
パーマリンク構造を変更した 旧URLから新URLに301リダイレクト
記事を削除・統合した 古い記事URLから関連ページに転送
ドメインを変更した 旧ドメインから新ドメインに転送

💡リダイレクトを設定しないと、

「ページが見つかりません(404エラー)」になり、SEO評価が下がる原因になります。

WordPressでのリダイレクト設定方法(初心者向け)

WordPressでは、プラグインを使うと簡単にリダイレクトを設定できます👇

方法①:「Redirection」プラグインを使う(おすすめ)

手順:

  1. WordPress管理画面 → 「プラグイン」 → 「新規追加」
  2. 「Redirection」と検索し、インストール → 有効化
  3. 管理画面の「ツール」→「Redirection」を開く
  4. 「新しいリダイレクトを追加」から設定

入力例:

項目 入力内容
ソースURL /old-page/
ターゲットURL /new-page/
転送タイプ 301(永久転送)

「追加」ボタンを押せば完了です✨

方法②:.htaccessファイルで設定(中級者向け)

サーバー設定を直接変更する方法です。

エックスサーバーなどでは、

FTPまたはサーバーパネルの「.htaccess編集」から行います。

記述例:

Redirect 301 /old-page/ https://example.com/new-page/

複数のURLを一括で転送する場合にも有効ですが、

設定ミスでサイトが表示されなくなるリスクがあるため、

初心者は「Redirectionプラグイン」を使う方が安全です。

リダイレクト設定後の確認方法

設定が完了したら、以下をチェックしておきましょう👇

確認項目 方法
🔍 転送が正しく動作しているか 古いURLにアクセスして、新URLに移動するか確認
🔒 SSL対応が反映されているか http→httpsで問題なく開くか
🔗 内部リンクが修正されているか 記事内リンクをhttpsや新URLに変更

💡「Redirect Checker」などの無料ツールを使うと、

リダイレクトが正常に設定されているか確認できます。

👉 Redirect Checker

リダイレクト設定で注意すべきこと

注意点 内容
🚫 リダイレクトの多重設定 1つのURLに複数の転送を設定すると遅くなる
⚠ 無関係なページへの転送 Googleから評価を下げられる原因に
🧭 内部リンクの修正忘れ 旧URLが残るとSEO効果が分散する
🕒 反映に時間がかかる 数時間〜1日程度かかる場合もある

まとめ:リダイレクトは“アクセスとSEOを守る防波堤”

  • リダイレクトはURL変更時の「転送設定」
  • 基本は301リダイレクト(永久転送)を使う
  • プラグイン「Redirection」を使えば簡単に設定可能
  • 設定後は動作確認と内部リンク修正を忘れずに

💡URLを変更したら、リダイレクトを設定して

「アクセス・SEO評価・ユーザー体験」を守りましょう!

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