Gutenberg(グーテンベルク)とは?
Gutenberg(ブロックエディタ)とは、
WordPress 5.0 以降で標準搭載された新しい投稿編集画面のことです。
文章や画像などの要素を「ブロック」として扱い、積み木のように入れ替えたり配置したりしながら自由にレイアウトを作れるのが特徴です。
ブロックエディタの特徴
- テキスト・画像・表などを「ブロック」で管理
- 直感的にデザインできる
- 文字装飾やレイアウトが自由
- クリックだけで見出しやボタンが作れる
デザイン性や使いやすさが向上し、コード不要でおしゃれな記事が作れる点が強みです。
ブロックエディタのメリット
初心者から上級者まで人気の理由はこちら👇
1. レイアウトが自由でデザイン性が高い
画像を横並びにしたり、ボックスデザインを作ったりと、ブログの見た目を整えやすいです。
2. マウス操作だけで記事が作れる
ブロックの追加・移動・削除がすべて直感的。
初心者でも扱いやすいインターフェースです。
3. 表現の幅が広い
見出し、リスト、引用、表、ボタン、コードなど、多くのブロックが標準搭載されています。
4. プラグインやテーマとの相性が良い
SWELL・Cocoonなど多くのテーマがGutenberg向けに最適化されています。
ブロックエディタのデメリット
便利な一方で、注意点もあります👇
1. クラシックエディタより操作が複雑
最初は「難しい」と感じる初心者も多いです。
2. ブロックが多すぎて迷う
用途に合わせて使い分ける必要があります。
3. 書くスピードは慣れるまで遅くなる
文章中心の人はクラシックエディタが楽な場合も。
Gutenberg の基本画面の構成
ブロックエディタは、次のような構成になっています👇
✏ 主なエリア
- タイトル入力欄
- 本文エリア(ブロックを追加していくスペース)
- 左上:ブロック追加アイコン(+)
- 右側:ブロック設定・投稿設定
- 上部ツールバー:戻る・進むなどの操作
ブロックの追加方法
ブロックを追加する方法は簡単です👇
▶ 方法①:画面左上の「+」をクリック
追加したいブロックを選択します。
▶ 方法②:本文中の「+」をクリック
段落の下に自動で追加できます。
▶ 方法③:「/」コマンドを使う
キーボードで「/」と入力すると
ブロック候補が表示されます。
例:
/見出し
/画像
/リスト
よく使う基本ブロック一覧
初心者がよく使うブロックを簡単にまとめます👇
| ブロック | 役割 |
|---|---|
| 段落 | 普通の文章を書く |
| 見出し(H2〜H6) | 記事の構造を作る |
| リスト | 箇条書きを作る |
| 引用 | 引用文を表示 |
| 画像 | 写真を挿入 |
| ギャラリー | 画像を複数並べる |
| 表 | テーブルを作る |
| ボタン | リンク付きボタンを作る |
| 区切り | セクション分け |
ブロックの操作(移動・コピー・削除)
ブロックを選択すると、上にツールバーが出ます👇
🔁 移動
上下の矢印でブロックの位置を簡単に移動できます。
📄 コピー
メニューから「ブロックを複製」でコピー可能。
❌ 削除
メニューの「ブロックを削除」をクリック。
ブロックのデザイン変更
右側の「ブロック設定」から細かい調整ができます👇
- 文字サイズ
- 色(背景・文字)
- マージン・余白
- レイアウト設定
テーマによっては、
より多くの装飾オプションが追加されます。
プラグインでブロックを増やすことも可能
「ブロックコレクション」プラグインを追加すれば、
さらに多彩なデザインブロックを利用できます。
例:
- Spectra
- VK Blocks
- Snow Monkey Blocks
SWELLやCocoon利用者は、テーマ独自ブロックが最適です。
Gutenbergはどんな人に向いている?
以下のような人におすすめです👇
✅ デザイン性の高い記事にしたい
写真・ボタン・枠を使ったオシャレ記事を作りたい人向け。
✅ 装飾やレイアウトにこだわりたい
簡単に見栄えのいいページが作れます。
❌ 逆に、文章だけサクッと書きたい
→ クラシックエディタの方が向いています。
まとめ:Gutenbergは「自由度の高い新しい編集体験」
- GutenbergはWordPressの標準エディタ
- ブロック形式でレイアウトを簡単に作れる
- デザイン性が高く、視覚的にもわかりやすい
- 初心者には少し難しいが、慣れれば強力な編集ツール
💡おしゃれで読みやすいブログ作りを目指すなら、
Gutenbergは欠かせない編集ツールです。