「ブログを始めたはいいものの、カテゴリーをどう分けたらいいかわからない」「記事が増えてきて、あとからカテゴリーを整理し直したくなった」——そんな悩みを抱えていませんか?
カテゴリー分けは、記事を書き始める前に何となく決めてしまいがちですが、実は読者の使いやすさにもSEOにも大きく関わる大事な設計です。分け方があいまいだと、読者は目的の記事を探しにくくなりますし、検索エンジンにもサイト全体のテーマが伝わりにくくなってしまいます。この記事では、ブログのカテゴリー分けの基本的な考え方と、初心者がやりがちな失敗を避けるためのコツをわかりやすく解説していきます。
カテゴリー分けがブログで大事な理由
カテゴリーは、記事を整理する「本棚の仕切り」のようなものです。きちんと整理されていれば、読者は読みたいジャンルの記事にすぐたどり着けますし、サイト全体を見渡したときに「このブログは何について書いているのか」が一目でわかります。
- 読者にとって:関連記事をたどりやすくなり、サイト内の回遊が増える
- 運営者にとって:記事を書くときにどのカテゴリーに入れるか迷わなくなる
- 検索エンジンにとって:サイト全体のテーマや専門性が伝わりやすくなる
逆にカテゴリーが整理されていないと、似たような記事があちこちに散らばってしまい、読者にとっても運営者にとっても使いにくいブログになってしまいます。
カテゴリー分けを決める前に考えること
いきなりカテゴリー名を決めるのではなく、まず次の2つを整理しておくのがおすすめです。
- 誰に向けて書いているブログなのか:想定する読者像がはっきりしていないと、カテゴリーの粒度もブレやすくなる
- ブログ全体でどんなテーマを扱うのか:発信したいジャンルを書き出しておくと、それがそのままカテゴリーの候補になる
想定読者を明確にする作業はブログのペルソナ設定のやり方|初心者向けテンプレ付きでも詳しく紹介しているので、カテゴリーを決める前に一度読んでおくとイメージが固まりやすいと思います。
カテゴリー分けの基本ステップ
実際にカテゴリーを決める手順を、4ステップで紹介します。
- 書きたい記事のテーマを全部書き出す:思いつく限りの記事ネタやジャンルをリストアップする
- 似たテーマ同士をグループにまとめる:書き出したテーマを眺めながら、近いもの同士をグルーピングする
- グループに名前をつける:まとまったグループに、読者が見てすぐわかる名前をつける
- 数が多すぎないか見直す:カテゴリー数が多すぎると散らかった印象になるので、最終的に絞り込む
この記事のブログでいえば「ブログ」「SNS」「AI」のように、大きな柱となるジャンルごとに分けるのが基本の考え方です。細かく分けすぎず、まずは大きな括りで整理してみましょう。
初心者がやりがちなカテゴリー分けの失敗
カテゴリー分けでつまずきやすいポイントもまとめておきます。
- カテゴリーを細かく分けすぎる:似たテーマなのに別カテゴリーにしてしまうと、記事同士が分散してしまう
- カテゴリーと記事の内容がズレている:とりあえず既存のカテゴリーに突っ込んでしまい、実際の内容と合っていない
- 1つの記事に複数カテゴリーを設定しすぎる:どのカテゴリーの記事なのかが曖昧になり、サイト構成がわかりにくくなる
- カテゴリー名が読者目線でない:運営者にしかわからない専門的な名前をつけてしまう
特に「とりあえず分けすぎる」失敗は初心者にありがちです。最初は3〜5個程度の大きなカテゴリーから始めて、記事が増えてきたら見直すくらいがちょうどいいバランスです。
SEOを意識したカテゴリー設計のポイント
カテゴリーはSEOの観点からも意識しておきたい要素です。
カテゴリーページ自体も1つのコンテンツとして考える
カテゴリーページは、そのジャンルの記事一覧が表示されるページです。検索エンジンから見ると、「このカテゴリーにはこのテーマの記事がまとまっている」という専門性のアピールにもなります。カテゴリーを整理しておくことは、サイト全体の検索意図の一致にもつながります。読者が何を求めて検索しているかを意識したいときは、ブログの検索意図の調べ方と活かし方もあわせて参考にしてみてください。
カテゴリー名にもキーワードを意識する
カテゴリー名も、読者が検索しそうな言葉を意識してつけると、カテゴリーページ自体が検索に引っかかりやすくなることがあります。ただし無理に長いキーワードを詰め込むと逆に読みにくくなるので、シンプルでわかりやすい名前を優先しましょう。
カテゴリー内で内部リンクをつなぐ
同じカテゴリー内の記事同士は、内容的に関連していることが多いので、内部リンクでつなぎやすいというメリットもあります。内部リンクの貼り方についてはブログの内部リンクの貼り方とSEO効果で詳しく解説しているので、カテゴリー設計とあわせて取り組んでみてください。
雑記ブログと特化ブログでの考え方の違い
カテゴリー分けの考え方は、ブログのタイプによっても少し変わってきます。1つのジャンルに絞った特化ブログであれば、カテゴリーはそのジャンルをさらに細分化する形になりますし、複数ジャンルを扱う雑記ブログであれば、大きなジャンルごとに柱を立てる形になります。自分のブログがどちらのタイプに近いかによって、カテゴリー設計の考え方も変わってくるので、雑記ブログと特化ブログの違い|初心者向け選び方も参考にしながら、自分のブログに合った分け方を考えてみてください。
よくある質問
カテゴリー分けについて、よく聞かれる質問をまとめました。
Q. カテゴリーはあとから変更してもいいですか?
A. 大丈夫です。記事が増えてきて最初の分け方が合わなくなったら、見直して整理し直すのはよくあることです。ただしカテゴリーのURLを変更するとリンク切れの原因になることがあるので、変更するときはリダイレクト設定も忘れずに行いましょう。
Q. タグとカテゴリーはどう使い分ければいいですか?
A. カテゴリーは記事を大きなジャンルに分類する「本棚の仕切り」、タグは記事同士を横断的に結びつける「付箋」のようなイメージで使い分けると整理しやすいです。1つの記事に設定するカテゴリーは基本的に1つ、タグは複数つけてもかまいません。
Q. カテゴリー数はいくつくらいが理想ですか?
A. 明確な正解はありませんが、最初は3〜5個程度の大きなカテゴリーから始めて、記事の増加に合わせて必要であれば見直していくのが失敗しにくい進め方です。
まとめ
ブログのカテゴリー分けは、読者の使いやすさとSEOの両方に関わる大事な設計です。最後にこの記事のポイントを振り返っておきましょう。
- カテゴリーは記事を整理する「本棚の仕切り」であり、読者にも検索エンジンにも重要
- カテゴリーを決める前に、想定読者と発信したいテーマを整理しておく
- 最初は3〜5個程度の大きなカテゴリーから始め、細かく分けすぎない
- カテゴリー名は読者目線で、シンプルでわかりやすいものにする
- 同じカテゴリー内の記事は内部リンクでつなぎ、サイト内の回遊を増やす
カテゴリー分けに正解は1つではありませんが、記事が増えてきたタイミングで一度見直してみると、ブログ全体がぐっと整理されて読みやすくなりますよ。